4月の保育園2009年記4月の保育園の朝は、新入園さんたちの泣き叫ぶ声でいっぱい。 うちの子は、新入園ではないが、いつでも母とのしばしの別れを 惜しもうとする。 ・・・と、それを普段よく観察していない先生がそばにきて、 無理やり離そうとした。 いやがる末っ子。 私は、穏やかに、でもキッパリと言った。 「先生、この人は泣かないでいってっらっしゃいが出来る人です。」と。 そして、少しだけ離れて様子を見てくださっていた、若い、でも 末っ子が信頼をよせている先生に 「○○先生、よろしくお願いします」と言って、末っ子と離れた。 普段から子どもの心に寄り添う姿勢の人と、 自分の思い通りに子どもを扱おうとする人と、 子どもにはちゃあんと分かっている。 保育士を職業として選ぶぐらいだから、きっと、子どものことを 嫌いではないはず。むしろ好きなはず。 子どもの心に寄り添うことの気持ちよさ、素晴らしさを感じたら、 絶対に子どもを振り回したりはできないと思うのだけど。。。 「よい保育」というとき、それは、教具や施設やプログラムでは なくて、すべての保育士が子どもの心に寄り添おうと丁寧に 観察し、行動に工夫をこらす・・・そういうことだと思うのですが。 もちろん、家庭でもそうです。 子どもの心に寄り添うこと、それは生まれてすぐからできること。 私たち人間は、誰しも生まれたときから(本当はこの世に生まれ 出る前から、もっともっと前から・・)心を持っているのですから。 ジャンル別一覧
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