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☆しあわせ育児留学☆

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4月の保育園

2009年記

4月の保育園の朝は、新入園さんたちの泣き叫ぶ声でいっぱい。

うちの子は、新入園ではないが、いつでも母とのしばしの別れを
惜しもうとする。

・・・と、それを普段よく観察していない先生がそばにきて、
無理やり離そうとした。

いやがる末っ子。

私は、穏やかに、でもキッパリと言った。

「先生、この人は泣かないでいってっらっしゃいが出来る人です。」と。

そして、少しだけ離れて様子を見てくださっていた、若い、でも
末っ子が信頼をよせている先生に

「○○先生、よろしくお願いします」と言って、末っ子と離れた。

普段から子どもの心に寄り添う姿勢の人と、
自分の思い通りに子どもを扱おうとする人と、

子どもにはちゃあんと分かっている。

保育士を職業として選ぶぐらいだから、きっと、子どものことを
嫌いではないはず。むしろ好きなはず。

子どもの心に寄り添うことの気持ちよさ、素晴らしさを感じたら、
絶対に子どもを振り回したりはできないと思うのだけど。。。

「よい保育」というとき、それは、教具や施設やプログラムでは
なくて、すべての保育士が子どもの心に寄り添おうと丁寧に
観察し、行動に工夫をこらす・・・そういうことだと思うのですが。


もちろん、家庭でもそうです。
子どもの心に寄り添うこと、それは生まれてすぐからできること。
私たち人間は、誰しも生まれたときから(本当はこの世に生まれ
出る前から、もっともっと前から・・)心を持っているのですから。


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